指し鴨居さしがもい sashigamoi 「差し鴨居」とも書く。通常の鴨居(かもい)のせいが2寸(6.06cm)程度の化粧材であるのに対し、7寸から2尺ほどまでのせいを持った構造材を兼ねる鴨居のこと。構造体を固め、広い柱間(はしらま)(およそ3間、540cmほど)を取るために近世で発案された。名の由来は、仕口(しぐち)が枘差し(ほぞさし)であることから。平物(ひらもの)や丁物(ちょうもの)を用いるため、地方によりこの名で呼ばれることもある。京都においては、指し鴨居の位置によって蔀梁(しとみばり)、連台(れんだい)、連子(れんじ)などとも呼ばれる。 参考文献1. p260, 参考文献2. p632, 参考文献13. p161, 参考文献. p. 関連語 鴨居(かもい) 連子(れんじ)