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  • 石灯籠いしどうろう

    ishidōrō

    「いしとうろう」とも読まれる。石で造った灯籠とうろう。元来は仏堂の屋外における供養塔くようとうであったが平安時代には神社の献灯として、桃山時代には茶庭において夜の照明として置かれるようになった。その後、書院庭では夜の照明以外にも昼の添景物として用いられるようになり、時代を経るごとに新しい形式が生まれた。石灯籠の構成は主に宝珠ほうじゅかさ火袋ひぶくろ中台ちゅうだい竿さお基礎(きそ)基壇きだんなど。更に細かい部位として請花うけばな蕨手わらびて連子れんじ円窓まるまど火口ひぐち格狭間こうざま連弁れんべんふし反花かえりばな基壇きだんがある。石灯籠の型は形状などによって細かく分かれるが、一般的に「何々型」と呼ばれる石灯籠の大本を「本歌ほんか」と呼び、その模倣品を「写し」という。

    参考文献1. p10, 参考文献2. p73, 参考文献7. p30-31.

    福岡市博多区御供所6-1にある聖福寺の石灯籠の写真。

    1. 石灯籠の全体写真。(聖福寺、博多区)

    石灯籠の図。上から「ほうじゅ」、「かさ」、「ひぶくろ」、「ちゅうだい」、「さお」、「きそ」で構成されている。

    2. 1. の写真を基にした図。

    福岡市中央区大濠公園内の日本庭園にある石灯籠の構成物の一つである「ほうじゅ」の拡大写真。

    宝珠(大濠公園 日本庭園、中央区)

    石灯籠の構成物の一つである「かさ」の拡大写真。

    石灯籠の構成物の一つである「ひぶくろ」の拡大写真。

    火袋

    石灯籠の構成物の一つである「ちゅうだい」の拡大写真。

    中台

    石灯籠の構成物の一つである「さお」の拡大写真。

    竿

    石灯籠の構成物の一つである「きそ」の拡大写真。

    基礎