懸魚(げぎょ) gegyo 破風(はふ)の下又は左右に装飾として取り付けられる、繰形(くりかた)のついた板。多くは、六葉(ろくよう)と呼ばれる木製又は金属製の化粧金具で留められ、その中央には樽口(たるのくち)という釘が用いられる。棟木(むなぎ)の直下の場合は破風の拝み下にあるため拝懸魚(おがみげぎょ)と呼ぶが、これは本(おも)懸魚の別名である。桁の端のものは降懸魚(くだりげぎょ)という。懸魚の両側に付く装飾的な繰形は鰭(ひれ)と呼ばれ、中世後半から普及した。形状ごとに切(きり)、三花(みつはな)、蕪(かぶら)、梅鉢(うめばち)、猪目(いのめ)、貝頭(かいがしら)、兎毛通し(うのけどおし)、二重(にじゅう)、唐花(からばな)、雁股(かりまた)など種類が分かれる。 【各種類の画像付き目次ページ】 参考文献1. p204, 参考文献2. p470, 参考文献3. p108. 関連語 本懸魚(おもげぎょ) 降懸魚(くだりげぎょ) 切懸魚(きりげぎょ) 蕪懸魚(かぶらげぎょ) 三花懸魚(みつはなげぎょ) 兎毛通し(うのけどおし) 猪目懸魚(いのめげぎょ) 梅鉢懸魚(うめばちげぎょ) 貝頭懸魚(かいがしらげぎょ) 楯懸魚(たてげぎょ)