規矩術(きくじゅつ) kikujutsu 墨矩(すみがね)、規矩法(きくほう)、又は規矩(きく)ともいう。木工造で、曲尺(かねじゃく)を用いて部材の角度や形状を算出した図をもとに、実物を作り出す技術。現代数学の三角関数におけるタンジェントのみを使用する。発生はかなり古いとされ、当初は経験則を口伝されていたものが江戸時代に入り和算(わさん)学に則って発展し、平内廷臣(へいのうちまさおみ)(1799~1856)によって体系的に集約された。 参考文献1. p273(規矩法), 参考文献2. p354, 参考文献13. p107. 関連語 曲尺(かねじゃく)